トランプ米大統領周辺から流れ出す虚偽のヘイトをどう避けるのか

恣意的に決めた指定国からの入国一時禁止の大統領令を批判されたトランプ米大統領は
「自分を批判する言論は全てフェイクニュース(偽報道)」だと滅茶苦茶なことを言い出しました。
こういう無法に対してはシンプルで確実な議論による批判を加えるべきだと思います。

まず、自分を批判する物は全て否定するというなら
トランプ氏はつまり、自分を神や独裁者を崇めるように無批判に受け入れろということですから
民主主義と法の支配を前提とするアメリカの憲法に違反しているので彼には大統領どころか
アメリカ政府に関わる全ての公務員の資格がありません。

もっともトランプ氏はアメリカ国民が選んだ大統領ですから
外国人である我々日本人には辞めさせる権利もありませんし
公平な選挙で選ばれた外国の首長に敬意を払う必要はありますので
「日本政府はトランプをボイコットしろ」というわけにもいきません。

アメリカ自体が経済的にも軍事的にも世界最強であるがゆえに問題がここまで大きくなったわけですが
もしもトランプ氏のやり方を国際社会がなんとなく見逃すようなことが続くと
その後に恐ろしい結果が待っていることだけは予期できます。

「お金」と「腕力」を持つ米国が論理破綻したエゴを押し通すようになれば
それに次ぐ力を持つ中国やロシアも同じ道を取るでしょう。
事実、ロシアのプーチン氏や、欧州主要国の極右の指導者はトランプ氏に政策的に共鳴しています。

第二次大戦は米国にとっては無傷に勝利でしたし
ベトナム戦争もかなりの数の若者の尊い命は失ったものの本土は無事でした。
しかし今回はそうはいかないでしょう。モビット審査
ISを掃討したところでアメリカを自爆テロで破壊しようとするイスラム過激派はこの世に残りますし
中南米から第二第三のチェゲバラが出てきてもおかしくありません。
そうなればアメリカ社会は未曽有の大混乱に陥るでしょう。
政治をマネーと戦争で押し切ることは不可能な時代になっていることをトランプ政権は知るべきです。

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